【簡単】freee会計のメリット・新料金プランの違いを現役経理が解説!

会計ソフトを選ぶ際、「freee会計って使いやすいの?」「ほかの会計ソフトとどう違うの?」と疑問に思いますよね。

当ブログ運営者のこまりは、
・中小企業~上場を目指す会社にて、経理周りを中心とするバックオフィス支援

を行っております。

そんな複数社・複数もの会計ソフトをみてきたこまりが、画像付きでレビューをします。

このブログを読むと、freee会計を使うメリット・2024年7月から始まる新料金プランの違いが分かるようになります。

皆さんが会計ソフトを選ぶ際の参考になれば幸いです。

【結論】freee会計がオススメ

【公式HP】https://www.freee.co.jp/

  • 日常の仕訳業務を自動化できる
  • 銀行やクレジットカード会社と連携ができる
  • トップ画面「やること」で、未処理のタスクが一目でわかる

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目次

freee会計のメリット3選

freee会計のメリットは大きく分けて3つです。

freee会計のメリット3選
  1. 日常の仕訳業務を自動化できる
  2. 銀行やクレジットカード会社と連携ができる
  3. トップ画面「やること」で、未処理のタスクが一目でわかる

順番に解説していきます。

日常の仕訳業務を自動化できる

freee会計には「自動で経理」という、仕訳を自動で提案してくれる機能があります。

特に優秀なのが「自動登録ルール」です。

自動登録ルールとは、摘要や金額範囲など一定の条件に当てはまる仕訳を自動で仕訳してくれる機能です。

例えば、「手数料」という仕訳が毎月発生するとします。

毎月1つずつ

「勘定科目は支払手数料で、取引先は○○銀行で…」

と入力するのは手間ですよね。

freee会計では、設定さえしてしまえば毎月同じ金額・同じ勘定科目の仕訳が発生する場合、勝手に登録してくれます。

月末大量に発生する手数料の仕訳がすべて自動で登録されれば、クリックする手間を減らすことができ、会計に割く時間を減らすことができます。

他の連携サービスとの連携ができる

freee会計では、銀行やクレジットカードのAPI連携をすることができます。

銀行やクレジットカードの明細を会計ソフトに流すことができ、そのデータを利用して仕訳を切ることができます。

このメリットは、税務調査で指摘を受けにくくなることです。

銀行から流れてくるデータ=不正のしようがないデータ

となり、信頼度の高い帳簿になります。

手打ち/目視の数字
銀行から流れてくる数字

上記の2つの条件で比較した場合、後者の方が信頼できるのは明らかに銀行から流れてくる数字の方です。

トップ画面「やること」で、未処理のタスクが一目でわかる

「やること」は、自動で会計でやるべきことをリストアップしてくれる機能です。

freee会計では、トップ画面を開くと「やること」にアラートが上がることがあります。

例えば、

自動で経理:銀行から流れてきているデータがあるにもかかわらず、処理が終わっていない
期日超過:取引で支払期限を設定し、今日まで入金が確認できていない

などの場合に表示されます。

このアラートを日常的に消していけば、通常月次・年次決算で残高を合わせて初めて気づけるような「未仕訳」「会計ソフト内で整合性が取れない」などに、リアルタイムで対応できます。

freee会計の各プランでできること

それぞれの料金プランでできることについて、下記にまとめてみました。

プランが上がると使える機能について、赤色のマーカーを引いています。

※2024年7月1日以降の新料金プランです

ひとり法人スタータースタンダードアドバンスエンタープライズ
価格2,980円/月~5,480円/月~8,980円/月~39,780円/~見積り
会社規模ひとり法人小~中規模中規模中堅~大企業中堅~大企業
(IPO準備~IPO企業)
記帳機能
/銀行同期
インボイス
対応
経費精算
/申請フロー
×
経費精算

経費精算

経費精算
申請フロー

経費精算
申請フロー
請求書
/領収書の作成

最低限

定期請求
一括作成・送付

定期請求
一括作成・送付

定期請求
一括作成・送付
ワークフロー

定期請求
一括作成・送付
ワークフロー
入出金
/資金繰り管理

資金繰りレポート

資金繰りレポート
経営ダッシュボード

資金繰りレポート
経営ダッシュボード

資金繰りレポート
経営ダッシュボード
予実管理

資金繰りレポート
経営ダッシュボード
予実管理
内部統制××
カスタム権限
月締め

カスタム権限
仕訳承認
月締め

カスタム権限
仕訳承認
月締め
IPO・IPO準備企業向け機能

ひとり法人プラン:月額を最小限に抑えたい


価格
  
2,980円/月~
主な機能・記帳機能/銀行同期
・インボイス対応
・経費精算
・請求書/領収書の作成
・資金繰りレポート

「一人または少人数の会社であるため、最低限の機能だけ使いたい」という会社向けのプランです。

自動化を進めたい方には少し物足りないかもしれませんが、仕訳や請求書の作成など最低限の経理は問題なくできます。

月額を最小限に抑えたい方におすすめです。

スタータープラン:複数人の役員・社員が所属している


価格
  
5,480円/月~
主な機能・記帳機能/銀行同期
・インボイス対応
経費精算
・請求書/領収書の作成(定期請求一括作成・送付)
・資金繰りレポート
経営ダッシュボード

設立から2.3年たち、少し会社の規模が大きくなってきた会社向けのプランです。

ひとり法人プランと違うところは、下記3点です。

・経費精算機能
・定期請求/一括送付ができる
・経営ダッシュボードが見れる

複数人の役員・社員が所属しており、効率的に経理を行いたい場合はスタータープランがよいでしょう。

スタンダードプラン:複数人で経理作業を行いたい


価格
  
8,980円/月~
主な機能・記帳機能/銀行同期
・インボイス対応
・経費精算
・請求書/領収書の作成
・資金繰りレポート
・経営ダッシュボード
内部統制(カスタム権限/月締め)

中規模の中でも、内部統制を行いたい会社向けのプランです。

スタータープランでできることに加え、

・カスタム権限
・月締め

ができるようになります。

特に複数人で経理作業を行う場合、スタンダードプランが最適です。

アドバンスプラン:申請フローを導入したい


価格
  
39,780円/~
主な機能・記帳機能/銀行同期
・インボイス対応
・経費精算/申請フロー
・請求書/領収書の作成/ワークフロー
・資金繰りレポート
・経営ダッシュボード
予実管理
・内部統制(カスタム権限/月締め/仕訳承認)

中堅~大企業の大きい会社向けのプランです。

・経費/購買申請のフロー
・予実管理

ができるようになります。

上場を目指さない会社であれば、アドバンスプランが最高プランになります。

エンタープライズプラン:上場を目指す会社


価格
  
見積り
主な機能・記帳機能/銀行同期
・インボイス対応
・経費精算/申請フロー
・請求書/領収書の作成/ワークフロー
・資金繰りレポート
・経営ダッシュボード
・予実管理
・内部統制(カスタム権限/月締め/仕訳承認)
IPO・IPO準備企業向け機能

IPO・IPOを目指す企業向けのプランです。

アドバンスプランに加え

IPO・IPO準備企業向け機能

が備わっています。

上場を目指す会社の場合、こちらのプランが必須になります。

どのプランを選べばいいかわからない場合:スタータープランを選ぼう

ここまで読んで「とりあえずオススメのプランを教えてほしい」という方は

スタータープラン

にすれば、間違いないでしょう。

プランは後から変えられます。

スタータープランであれば、一通りの機能を触れます。

もし足りなければスタンダードプランに上げればよいですし、必要以上に機能がついているようであればひとり法人プランに下げれば大丈夫です。

個人的に、最初はスタータープランにするのが最適解だと考えます。

【結論】freee会計がオススメ

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  • 銀行やクレジットカード会社と連携ができる
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freee会計に関するQ&A

こちらでは、freee会計に関するよくあるQ&Aを記載しておきます。

無料お試しプランが終わったらどうなる?

自動で無料プランに移行します。

取り込まれたデータは無料プランでも保管されます。

データ連携(同期)は止まりますが、有料プランプランに移行すると再度データ連携ができるようになります。

安全性は担保されている?

心配ありません。

パスワードやIDは暗号化され、万全の体制で保存・保護されています。

また、通信には金融機関と同等レベルの暗号通信を採用しています。

国際的な認証機関である、TRUSTeによる認証も取得しています。

最初の1ヶ月は無料!お試ししてみよう

私がfreee会計をオススメしたい方は以下の通りです。

freee会計をオススメしたい方
  1. 仕訳の自動化をより進めたい(消込まで行ってほしい)
  2. 請求書の作成~仕訳までを1つの会計ソフト・プランで済ませたい
  3. 自動でやることをタスク化・提案してほしい

freee会計は、他の会計ソフトより金額幅は高い傾向にありますが、自動化を進めていけば人件費分は十分に元が取れるソフトです。

こちらの記事ではfreee会計のメリット・新料金プランでできること分かるよう解説していきました。

しかしながら、今後使用するソフトを決定するのは実際に会計ソフトを使用してみて、しっくりくるかどうかを確かめるのが一番です。

freee会計は、最初の30日間無料で使えます。実際に使用しながら、使いやすさを確かめてみてください。

【結論】freee会計がオススメ

【公式HP】https://www.freee.co.jp/

  • 日常の仕訳業務を自動化できる
  • 銀行やクレジットカード会社と連携ができる
  • トップ画面「やること」で、未処理のタスクが一目でわかる

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この記事を書いた人

バックオフィスの整理屋です。
新卒で建設コンサルタントの経理本社に配属。その後独立し、現場リーダーとして、保育業界・投資ファンド会社・Webスクール・整骨院業界のスタートアップ支援を行っています。

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